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プロテインを飲んでも太れるっイメージがあるんだけど・・・

昔から筋肉をムキムキにするにはプロテイン、なんて言われていたくらいだし、ボディービルダも愛用しているので、増量するにはプロテインが良いという間違ったイメージが出来上がってしまいました。

プロテインはタンパク質です。
筋肉をつけるための栄養素ではありますが、脂肪をつける栄養素ではありません。

プロテインを飲んで増量しようと考えている方は、ちょっと時間をご拝借。

筋力は脂肪に変われない

筋肉は筋肉です。
そして脂肪は脂肪です。

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筋肉をつけて、それを脂肪に変えればいいんじゃない?

と思っている方も結構いますが、筋肉が脂肪に変換されることはありません。

筋力が落ちて、脂肪が増えるということはありますし、逆に脂肪が減って筋肉が増えるということはあります。

このことから、筋肉が脂肪に変換された、と間違った認識のまま変換説が定着してしまったのです。

ボディービルダーが筋力を上げる時に、いったん太ると言われていますよね。
それは、筋力を上げるために多くのカロリーを取り、それと同時に脂肪が付いてしまうからです。

増えた筋肉が脂肪になる、なんてことはありません。
脂肪を増やしたいためにムキムキを目指す、という事は止めた方が良いでしょう。

食欲が低下


動物性タンパク質のガゼインプロテインの場合、水に溶けにくく、吸収速度が遅いというのが特徴です。
溶けにくく、吸収が遅いとなると、胃にたまってしまいます。

さらに牛乳などに混ぜて飲むとかなりお腹も膨れてしまうので、食事の量が結果的にダウンしてしまいます。

糖質が配合されているプロテインもありますが、糖類が含まれていると、満腹中枢が働きやすく、満腹感が早くに訪れます。
プロテインの泥っとした液体がお腹に溜まったまま脳も満足するので、食べたくても食べる事ができません。

毎日の食事+プロテインの生活は、なかなか厳しいものがあるでしょう。

プロテインはカロリーが少ない

甘い洋菓子のカロリーが大体400kcalに対し、プロテインは平均的に120kcalほどとなっています。

ダイエットを目的として作られているプロテインも多く、それ単体で飲んでもたいして太ることはできません。

筋肉の元となるタンパク質で作られているので、筋肉を増やすことはできても、脂肪を増やすということにはつながりません。

基礎代謝が上がってしまう

たんぱく質は、炭水化物、脂質と共に三大栄養素のひとつです。全ての動物および植物の細胞を構成する主要な成分であり、生体乾燥重量の約50%を占めます。
厚生労働省eヘルスネットより抜粋

水分を含まない体の半分ほどが、タンパク質によって支えられています。
とても重要な栄養素ではありますが、バランスの取れた普段の食生活で十分に補う事ができます。

プロテインを過剰に摂取し続けることにより、筋力量は徐々にアップ。
多少の筋肉は増量には必要ですが、筋力量が上がりすぎると、当然基礎代謝も上がってしまいます。

何もしなくてもエネルギーを消費してしまうのが基礎代謝です。
エネルギーを多めに取っても消費してしまうので、なかなか増量には結びつきません。

代謝が上がることにより、食欲は増進するかもしれません。
良いこともあるのですが、その分エネルギーを多く消費してしまうので、プロテイン単体での増量はあまり太らない可能性があります。

増量のためには、バランスの取れた食事と栄養の吸収、適度な運動で十分です。
無理にプロテインで筋力を上げるよりも、普段の生活を充実させる方が効率的と言えます。